2017年1月9日月曜日

Best Albums(音源) of 2016

PCの前に座る機会が減りつつあるインフェスです。

そんなんでブログもほぼ放置、iPhoneから更新なんて器用なことはできないのでひどい有様。
お腹と背中がくっついた的なニュアンスで2015年と2016年のベストが同じページに表示される
無残な廃墟と化した顛末でございます。

色々と音源は聴いてたのでそれを簡単に挙げていこうかと..
シングルもアルバムをごちゃまぜでな! 遂に自分なりのカテゴライズをぶっ壊したよ、おい!




Beach Skulls - Slow Grind

2016年のキラー☆サマーチューンな一枚です。
fromリバプールな3ピースバンドで、緩い感じサーフロックをセンス良く聴かせてくれました。ビーチポップって言うんですか、これ?
なんていうか、レゲェと日本の昭和歌謡が合わさった混ぜ具合が凄くカッコよく聴こえました。
夏のカーステレオはずっとこれでしたね。クーラー消して窓全開で走る夕方の湾岸沿いの道は最高でした。

ジャケットも良かったので12インチは長い間、目に付く箇所にどや飾りをしてTシャツもゲットしたバンドです。





Bell X1 - Arms

UK界隈じゃ、けっこうデカいバンドだとずっと思ってますな彼らの新譜です。 アルバム出す度に規律めいたサウンドにアドリブ要素を感じるジャズセッションなノリを感じずにはいられないカッコ良くて優しいサウンドは前回よりも増している感があります。
レディオヘッド、トラビス、コールドプレイが受け入れられるこの国ならもっと人気があって良いバンドだと常々思っております。

北米ツアーはわりと行っているみたいなのでそろそろ日本はどうでしょうか。ダブリンが誇る“オーケストラ・ロッカー”がファーイーストに足を運んでくれることを願って。





Big Cream - Creamy Tales

2016の唯一の投稿ネタ(笑なし)
詳しくは直近の投稿をみていただければ幸いです...
とにかく、カッコ良かった!やはり年間通して一番聴いて、一番か輝いていたと思います、インフェスの中で。
メンバーは一人抜けたみたいなんですが、アルバム制作に臨みたいな趣旨のコメントをしていたので今後の音源リリースとバンド存続を強く願いつつ、期待を大にして待ちたいと思います。

I can't see you here~♪





Chestnut Road - Chestnut Road LP2

久しぶりですね! 今作もキャッチーでファストな中に漢の渋みのような熟成されたサウンドが肌に突き刺さりまして...
同じ仏産のZero Gainと同様にガレージ臭を漂わせながらメロディックな展開に職人堅気な筋の通ったモノをいただきました。

何でもキャンセルになったものの去年に来日ライヴの予定があったとかで、今後そのチャンスに遭遇することができれば拝みたい所存でございます。
それに彼らのTシャツ着てたら超絶CooLだよね!






Delorean - Muzik

今作も“みずのはごろも”サウンドでお届け!
やっぱりいいよね、デロレアン!無理に背伸びして良いって言ってしまいがちなインフェスにとってのエレクトロニックサウンドはシンプルに仕上げてボーカルとキーボードを絶妙な塩梅で効かす音創りはパンク畑出身ならではないのかと勝手に解釈しております。

気になるのが彼らちゃんとしたHPがないんですよね。これまた勝手に日本にやって来る連中は音楽で飯食ってくの余裕だろ?って思ってますんでHP設立のうえグッズ販売を希望します。
Tシャツ欲しいんやで~




DESCENDENTS - Hypercaffium Spazzinate

2016年はこれに尽きる!って方は多かったのではないでしょうか。16曲を32分で駆け抜ける様は圧巻ってヤツで説明不要ですよね。変わらない良さってヤツなんでしょうか、12年振りの新譜もドコか聴いたことあるナンバー?って良い意味で思わせる一枚でした。なんか突飛なサウンドで聴いてダサかったらどうしようとリリース前はけっこう不安だったんですけど(過去作もまかないナンバーみたいな酷いのがけっこう散りばめてアルバム出す人達ってイメージがあります。) これこれ!って聴いた瞬間に安心させてくれたこともインフェスの中では大きかったです。
Miloまだまだイケるね! 来夏はフレーム下がクリアなメガネにオーバーサイズのTシャツとディッキーズ七分丈やるよー!




EAT FAST - Fenham Dread(Lock)

UKはニューキャッスルからニューカマー!
ファズロック?ってジャンルらしいのですが、ノイジーでローファイで捉えどころのない浮遊感のあるナンバーを引っ提げて突如と現れた彼らもBig Cream同様に2016年はずっと聴いていました。
現状5曲しか音源をリリースしていないようなので今後どのような展開をするのが楽しみです。そのうえ、検索すると日本のサイトでも紹介されていたのをけっこう見かけたのでブレイクは必至でしょうと。ライヴは...映像を見た限りけっこう酷かったです笑
とりあえずはたくさん曲を聴いてみたいバンドです。
Tシャツ売り切れた~! あっ買いました。





FEWS - Means

こちらもUKはロンドンをベースを活動しているニューカマー!
メンバーはアメリカ、スウェーデンと多国籍なバンドだそうで。
サイケな雰囲気にノイジーなシュゲ具合を展開するその中身はネックを抑えたキュンキュンと点を打つギターに、曇ったようで小気味良いベースとドラムが織り成すサウンドは派手じゃないのに耳に残りました。

日本のフェスにルーキー発掘枠で呼ばれるかな~なんて期待してましたが、そこまでブレイクしなかったみたいで残念です。






Honduras - Gathering

2015年、念願のLPから間を開けずのEPリリースです。
今作は一番最初に彼らを知るきっかけとなった『Cahokia』に近い感じで若干の暗さと重さを感じるサウンドが全体の構成にあり、ラップ字余り調のボーカルがカッコいいです。
90'S サウンドのリバイバルがちょっとトレンドな昨今、ブリットポップのループ感とUSオルタナローファイ尖り感の良いトコ取りという表現がインフェスの中では固まりつつあります。でも、何に縛られるわけでもないブルックリンのカフェでブランチを楽しむ自由とお洒落なニュアンスも感じ取れる不思議なバンドです。
所有Tシャツは早くも三枚!円高が落ち着いたら彼らを拝みにNYCに行くのも有かなと思えるほど惚れ込んでしまっています。





JAWS - Simplicity

一つ間を挟んでUK勢が続きます、こちらは待望の2ndアルバム。
前作『Be Slowly』で彼らにがっちりと掴まれてしまいましたが、今作でも抑え目ドリームポップなキラキラ浮遊感をそのままにポップなメロディ展開の幅の拡がりにまんまとのめり込んでしまいしました。 ベースが抜けて3人体制になってしまったようですが、
ツアーを精力的にこなしているようなのでバンドとしては盤石を築いているのではないでしょうか。

ただ買うのもなと思い彼らのHPからサイン入りのCDを購入してみました、ビッグになって欲しいと願いを込めて...





Kaiser Chiefs - Stay Together

アイドル登場、カイザーチーフス!
前作でニック脱退のピンチをサウンドに壮大感を持ち込ませた事とリッキーの肉体改造でバンド地位をより強固にしての新生カイザー第二幕はプロデューサーやミキサーに大物を揃えてのリリース。ダンサフルなディスコサウンドを巧くカイザー流に消化している辺りに彼らのバンドサウンド作りのセンスを感じます。
Oasis→Kasabianなら、blur→Kaiser Chiefsと勝手に位置づけも楽しめるUKのスタジアムバンドの今後の来日に期待したいです。
この4バンドの中ではボーカルのカリスマ性をみたいなものを置いといて単純に歌い手としてなら一番聴きやすくウマい気がしてならないです。




Marvelous Mark - Perfect

Marvelous Darlings解散を払拭させてくれた一枚。
twitterでのやり取りで解散を教えて貰って悲しんでいた耳の隙間を埋めてくれたと同時にこんなソングライティングを貯め込んでいたならソロでもバンド名を残してやりたくなると色々とバンド解散の真相を探りたくなるインフェス個人的には問題作でもありました笑
哀愁漂うパワーポップに涙しながらテンションも上がる兎にも角にもすんげぇ一枚だと思います。
『Silhouette』を週の前半の会社帰りに聴いて涙してモチベーションを保っていたのはここだけのはなし。
しるえぇぇぇっと♪





Neive & Soulchef - Sunflower in the Sunlight

2016年のモテ系アルバムNo.1です。
まず、これまで同様にNeiveの聴き取りやすい発音良すぎるリリックの刻み。スピードランニングに採用していいんじゃないのかってくらい綺麗でジャンクdeギャング感ZEROでお子様の教育にも良いHip Hopです、はい。そしてトラックメイカーSoulchefのジャズテイストでシティーボーイなカッコ良さったらない。
カーステレオで助手席にガールズを乗せる際に持ってこいな実用性も加味するとかなり満足で“使える”一枚です。
まあ、使う機会はなかったけどな!
だから、今年使います!... たぶん... わかんねぇけど。





Primal Scream - Chaosmosis

これまでのアルバムに比べて、取っ付きやすい一枚でしたね。
すごくメロディが確立していて耳馴染みの良さは歴代随一といった印象を受けたのが一番の驚き。
プライマルに興味ないというか受け付けない人が聴くには良いアルバムと思います。ただ、これから入ると過去作に耐えられないような気がしてならないです笑
あとはこのアルバムをライヴで体感してみたいですね。
プライマルの魅力は音源だけだと取っ付きにくいナンバーでもライヴで醸し出すギレスピーの魅力に惹かれて会場全体のグループ間に中てられていつのまにか虜に.. だと思ってます。





Prince Daddy & The Hyena - I Thought You Didn't Even Like Leaving

ニューヨークの地方都市オールバニのパンクバンドの一枚。
ラウドチックな重々しいリフからはっちゃけたボーカルとサウンドで良い意味でパンク特有のバカっぽさが気に入って聴いておりました。メロコアの爽快な軽さなノリをはっちゃけ具合で展開してちょっと重めのサウンドのバランスがありそうでない具合がハマった要因だったのかなぁ。
激情おバカポップパンクより愛を込めてなアルバムです。

『Broc Ched』ってナンバーがお気に入りで突っ走て弾けて混ざれ
なパワーボール感を楽しめます!





Rarity - I Couldn't Be Weaker

カナダのハードコアバンド、デビューアルバムです。
パワー系哀愁サウンドって言ったらいいんでしょうか? パワー系のボーカルに聴かせるメロディとゴリゴリなギターがカッコいいです。メタルちっくな耳に付くギターもよく聴いてた要因でしょうか。
あと急に艶を出するボーカルもツボです笑

YouTubeの再生回数をみるとなかなか人気があるみたいなのでこのシーンのキッズから支持を受けていみたいですね。
Tシャツがけっこうカッコいいので検討中です。






Soviet Soviet - Endless

デビュー盤『Fate』の良さを引き継いで生まれたカッコいい一枚。
12月はずっと聴いていました。今年は今作も含めて3枚リリースされたのですが、他の2枚はあまりピンと来ず、期待を裏切れた感が強かったのですが、12月にリリースしたこれはドンピシャでした。バンドの基盤であるダークなサウンドに攻撃的でポップス要素が強く、より多くのサポーターを増やしていけそうな変化に舌鼓。 Bandcampで限定リリースなCDもまさかの年末訪れたタワレコのレコメンド棚に配置されていたときの嬉しさったらなかったです。

日本でブレイク期待してます。




Sulk - No Illusions

Hellow Manchester!!! form Londonな一枚でした。
相変わらずのゆらゆら感からの美麗なメロディに儚げなボーカルを乗せてのグッドセンス。個人的にここ最近のニューカマーでブリットポップを引率していくのは彼らとJAWSと位置付けて期待をかけて聴いております。
様々なカラーリングでリリースされた限定Vinyもほぼ完売しているのをみると着実にシーンの評価と支持を獲得しているのではないかと思いますのでスタジアムバンド(なれるか知らんけど)になる前に来日ライヴをかまして欲しいですね。
来日のあかつきにはTシャツだけじゃなくタオルも買います笑





Taking Meds - My Life as A Bro

ニューヨークはロチェスターのパンクロックバンドの一枚です。
奇怪なリフからカッチリ決めるてくるメロディーで勝負してくるのかと思いきや自由自在に展開するサウンドが最高にCooLなアルバムでした。マスロックな要素の中から繰り出す爽快な爆発力をくれるボーカルはFoo Fightersよろしくなノリを感じると思いきや、唸り声からのシャウトでラップのミクスチャー要素もあって幅広いサウンドは聴けば聴くほどハマってしまいました。
FIDLAR好きな人は良かったら聴いてみてください。







林原めぐみ - DUO

『Tokyo Boogie Night』のデュエットverの音源が欲しいがための一枚でしたが、知っている曲が他にたくさんあり、気付けば知らない曲も聴き入ってしまったアルバムです。まあ、おっさんホイホイ要素ありきな部分は大きいうえ、曲自体も90's前半のナンバーばかりなので純粋な2016年の音源ではないのですが、思っていた以上に良かったからなぁ...
正直、閣下ピンの曲は殆ど知らないのでファンの方には怒られるのを覚悟で言わせてもらえば誰かと組むことで歌手としての真価を発揮する声優さんなんじゃないかと思います。
本多知恵子さん、最高なんや...





といった感じでしょうか、他にBeach Slang、Crocodiles、Wray etc... といった連中も良かったですが、聴いてた頻度からいうと上記20枚でしょうかね。

これからもベストだけはやめず続けていきたいと思うのでブログ存続の目標に2017年もやっていこうかとゆるい意気込みをもって臨みますので宜しくお願い申し上げます。

see ya!

1 件のコメント:

  1. 遅くなったけど。
    ジャケット見てるだけでセンスを感じるよね〜

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