2012年7月28日土曜日

苗場のマッドチェスター

日焼けで腕のヒリヒリ具合が残る、すてでぃ亭・陰フェスです。

毎年のことながら、体力と気力的に一日限定参加のFUJI ROCKに行って参りました。
いや~今年はど快晴で雨対策が全くの無駄になりましたが、そのおかげでエアペガサスの浸水は防げました。

Django DjangoとElectric Guestは予想以上にLiveは盛り上りましたね。 そして彼らのパフォーマンス時のジンガイ率は異常というくらい異国臭をまき散らした連中が楽しんでいる様子が印象的でした。多くは面倒なので語りませんが、茹だる暑さをバカンス・ダンスフロアに変えてくれたこの2組に感謝と今後に期待を!

そしていよいよメインイベントであるストーンローゼス!の前に...
前座のオワコンバンドのゲロ声に触れようかと。

Beady Eyeとしてそこその曲を持っているにも関わらず、Rock 'N' Roll StarとMGを持ち出しやがりました。
しかも、自分達の曲よりその2曲がオーディエンスの心を掴むという失態。
もう、このバンドには先がないように思います... おつかれ、リアム akaゲロ声。

さて、疲労もピークに達し帰りの運転が頭にちらつきかけていたボクですが、時間一杯まったなしの取り組み。
お待ちかね、The Stone Roses の登場です...

来るっと分かっていても鳥肌が立つ、マニの指先から放たれるあのベースラインが生音で来てしまいました!
I Wanna Be Adored!

大合唱でイアンの声は聴こえません!
でも、そんなのオッパピー!

CD or YouTubeやと雑誌の活字でしか知らないあの4人が眼前で動いています。
シリアスに目から汗でした。だから、リアル世代の人達はボクのそれよりすごいことになっていたに違いないです。

ジョンのバンドの顔であるギターの音色が苗場に響き渡って幻想的な空間を創り出し、そのサウンドの主役であるギターを喰ってしまうかのようなマニとレニのリズム隊が織り成すサイケでグルービーなベースとドラミング。
それらを言葉を駆使して紡ぐ、どこかマヌケで味のあるイアンのボーカル... 無理だよ~~~!

プライマルのベースとしてのマニも好きです、ソロのちょいクソメンなイアン・ブラウンも好きです。
でもね、4人が揃うと違うんですよ!
4年前に赤城高原SAで自販機のコーヒーと格闘していた誰も気づかない初老のイアンはそこにはいなかった。
キングモンキー降臨!

それにバンドが放つサウンドの完成度に驚きました。
過去の映像にみられるレニのドラム以外はわざとか本気かが判断しにくい外した音はそこにはありませんでした。円熟の技術と言うべきなのか、スタイリッシュでシャープでエッジが効いてるうえに... そう!したたか!
(とりあえずカタカナを詰め込んみました。)

今後、ボクが涙を流すバンドはblurかLeftover Crack以外には現れないでしょう。
最高の思い出をありがとう!いつもフェス帰りに来る疲労からの愚痴は少なめだったのがその証拠!

オリジナルはみなさん、ミニタコだと思うのでボクの大好きなカバー曲でお開き。
Drマーチン50周年記念企画のときのレヴォネッツでさ。

The Raveonettes - I Wanna Be Adored




       ___
     / ⌒ 44 ⌒\
    / (○)  (○) \   そろそろ始まるお!
  /   ///(__人__)/// \
  |   u.   `Y⌒y'´    |
   \      ゛ー ′   ,/
    /      ー‐    ィ 



             ___
            /⌒ 44 ⌒\
          。o(゜>)  (<゜)o 。
         /::::::⌒(__人__)⌒::::: \ 4人が動いてるお!!!
          |     |r┬-|     |   て
         \      `ー'´     /( `´) そ
        /           \ノ ノミ
        |\ \・      ・ \____ノ


次はバーニーだ!待ってろよ!
seeeeeeeeeeeeeeeeeee yaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!

2012年7月8日日曜日

one guitar and a drum kit

真夜中のミッドナイトは網戸全開で、エアコンはまだ使わんよ!なインフェスです。

もうすぐフジロックでローゼスを観れると思うと... ヒャッハー!な感情が徐々に高まっている今日この頃です。
それ以外はヒキコモリを力の限り継続し、CDと本にしかお金を使ってない寂しい自己満日和の平常運転。

そんな中、フリーダウンロードで拝聴後に気になっていた連中が8月に音源をリリースするとのことで、
ヒャッハー!pt2なんですよね、ええ。 お久しぶりのUSサウンドのデュオなんですが、ギターとドラムのみで音を
創っている兄弟、Stagnant Poolsという連中です。
















ギターとドラムのみとは初聴では感じさせない厚みと深みに本当に驚きましたね。
単純なコード進行に歪ませたノイズを効かせ、その耳に馴染むループサウンドに合わせての淡々と綴るヴォーカル。
それにメリハリをつけるかのように響くドラムが妙な中毒性があり、ヤラレました。
完全にヘッドフォンで一人で目を閉じてニヤニヤと浸って聴くのに向きそうなデュオですが、
必要最低限なサウンドで勝負する連中がバカでかい野外のステージで混じりけなしのシンプルな音を
奏でる姿も観てみたいという願望もあります。

ちなみにこの兄弟、ハタチそこそこらしいです。 洋楽通ぶっているワタシのツボをこれでもか突いてくる才能に
少し恐怖も感じました。 あとPVもなんかコワいんだよね!アリなんだよね!
それとフジロック来るなんて淡い期待してたんですけど、ドヤ顔でこれは来るなんて予想をブログに乗せなくて...
本当によかったー! ドヤ顔予想を外すとすげーダサいもんなぁ...

Stagnant Pools - Consistency



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    /    (●)  (●) \ 「この玄人受けするサウンドはFUJIに来る(キリッ」
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      \      ` ⌒ ´  ,/ 
.      /⌒~" ̄, ̄ ̄〆⌒,ニつ 
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     |            `l ̄
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2012年初頭、音源を見つけ脳内お花畑状態な愚者の図。

see ya!